残念ながら、あなたの論文『アンバーエコーは非現実への鍵となるか?』は、ノクターンサイエンスでの公開が承認されませんでした。多くの仮説が独創的で素晴らしいものである一方、論文そのものは学術誌で見るものというよりも、SF小説で見るような内容となっていました。ご希望どおり、元の手書きの提出物をこの書面と同封しています。
題名:アンバーエコーは非現実への鍵となるか? 著者:イロイーン・エンフィールド 学者や賢者も等しく、我々の世界の向こう側に、世界の理を支配する謎めいた存在がすまう領域について語っている。これは主に「ベールの向こう側」、「ドラゴンの世界」あるいは「魔法界」と呼称され、我々の世界のすべてを作ったり破壊したりできる神々や怪物の領域であると広く認知されている。 だが、もしもう一つ他の領域…ベールの向こう側の更に向こう側があるとしたら?詳細を知りたければ、是非続きを読んでほしい。
私はこの世界の欠陥に気付いた。間違いなく君たちも気づいたことがあるだろう。走っていると、たまに動きがカクつくことに気づいたことはないか?あるいは、遠くにあるものが突然姿を表すといったことは?友人や家族が、よく知られていることについて話していても、重要な出来事が別の日に起こっていたり、出来事の内容が互いに矛盾していたりと、やや不正確だったことは? こういった欠陥は、私が「真の創造主」と呼ぶ者たちの誤りによって生まれたものだと考えている。彼らは「非現実」または「アンリアル」と私が呼んでいる世界にいる存在だ。
そんなことはどうでもいいだろう?と思うかもしれない。私たちの世界はそういったものだと。完璧な神によって私たちが作られようとも、不完全な存在が2つの領域を消そうとも関係ない。日々の苦労になんの変わりもないと。 だがここで考えてほしい…もし、その日々の苦労を変えられるとしたら?ロイヤルハイランドにしか存在しない物質「アンバーエコー」を研究している際に、偉大なる創造主が作った「時計」を戻す、または止めることが可能だとわかったのだ。そこで新たな疑問が生じる…もし世界をより深く理解すれば、我々は世界の何を変えることができるだろうか?
(これ以降の内容は見当たらない)